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いつもと違う今年の栗園、考えさせられます。

2018年8月30日、銀杏の実も落ちていて、栗と銀杏、両方の収穫が始まっていました。


つぎに、2022年8月25日と30日、今年の栗園の様子です。


未だ収穫には早いものの、2018年と比較するとその違いは明らかで、下草刈りが出来ていないので収穫できるのはコンクリート舗装された通路に落ちた僅かな栗のみ。

銀杏に至っては草に埋もれて全く分からない状態です。


掛川の里山では全国的に有名な栗産地の和菓子屋さんなどに栗を原材料出荷するほど、上質な栗が生産されるそうです。


但し広大な栗園を維持管理する生産者は高齢化、後継者不在でその生産量は減少しているとか。


旅ノ舎の裏山で栗畑を管理するお爺ちゃんも80歳を超え、その作業は難しくなっています。


今週全国茶品評価会で山東茶業組合さんが大臣賞を、掛川市が産地賞を取るなど嬉しい朗報が入ってきましたが、足元では茶業全体、依然年々環境は厳しくなっていると聞いています。


旅ノ舎が出来ることなどたかが知れていますが、里山の魅力を発信することで、現地に足を運んでいただき生産者さんからの生の声を聞く機会をつくることで、一人でも多くの方々に里山の表側と裏側を知ってもらえたら、考えてもらえたらと思います。


今年の栗園を見て改めていろいろなことを強く考えさせられました。

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